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【龍が如く7 光と闇の行方インターナショナル】アクションからRPGへ(ネタバレあり感想)

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 前回に引き続き龍が如く7の感想になります!今回はネタバレを多分に含む内容になっておりますので、これからプレイしてみる方やネタバレNGの方はブラウザバック推奨です・・・

※以下しばらく余白

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

龍が如く7公式サイト様

ryu-ga-gotoku.com

 

 改めまして龍が如く7の感想になりますがまずはキャラクターから!

 

~キャラクター~

 

春日 一番

 言わずもがな今作の主人公です、桐生さんと違い馬鹿正直でいつでもまっすぐな熱血漢です。クールに一人で全部片付けてしまう桐生さんとは対照的に仲間の力を借りながら窮地を乗り越え、成長していく主人公という印象を受けました。

序盤からいきなり不幸が連続してどん底からスタートするのですが、彼の持ち前の明るさがそれを感じさせない不思議な魅力の持ち主でした。たくさんの人々に慕われるその姿はまさに「勇者」としての素質を持ち合わせていると言えるのではないでしょうか?

個人的にはラストバトル~若を説得するシーンは非常に演技に熱が入っており、感動しました。THE・主人公です。

 

 

 ・ナンバ

 一番の相棒ポジション、勇者パーティーの魔法使い担当です。今作の仲間たちはみんなイケイケどんどんな人たちが多い中で一人冷静にリスクを考えたり、一歩引いた物の味方が出来る貴重な人材だと感じました。ストーリー上でも一番が序盤で瀕死の重傷を負っている所を大した設備もないホームレスの住居で手術、縫合までこなし見事生還させるスーパーマン(医者になったほうが良いのでは?)中盤では弟を巡って一番達と対立しますが、なんだかんだで和解、復帰してくれました。この辺りのイベントは必見です!一番がナンバが裏切った時も怒らずある意味受け入れていた所に器の大きさを感じました。

戦闘面でも多彩な魔法を使いこなし、非常に頼りになる相棒です。

 

 

 ・足立 宏一

 出所した一番の面倒を見てくれた頼りになるパイセン、勇者パーティーの戦士担当です。普段は酒飲み女好きで万年金欠のちょっと抜けたおじさんな印象でしたが、サブストーリーで自殺してしまった冤罪の被告の息子に資金援助をしていたり、ストーリーを進めていくと現警視総監の堀ノ内の不正を暴く事に命を燃やしていたりと非常に正義感の強い人物なんだと明らかになっていきます。パーティー内でもちょっとしたギャグを飛ばしたり、みんなで酒を飲もうと誘ったりムードメーカー的な存在でした。序盤の一番・ナンバ・足立さんの無職おっさんトリオが小料理屋の狭い一室で酒を飲んでたシーンが個人的には微笑ましくて好きでした。

 

 

向田 紗栄子

 通称さっちゃん、春日達を雇ってくれたソープランドの店長の死の真相を探るためにパーティーに加わった、勇者パーティーの僧侶担当です。無職おじさん3人衆に若い女の子が加わりどういう組み合わせ?という感じのパーティーになってしまったのですが、めちゃくちゃ気が強く酒豪で愛煙家と男より男らしい(失礼)という第一印象でした。双子の妹の菜乃葉を気に掛ける一方、仲違いしてしまい直接会えないと複雑な家庭環境を持っているさっちゃんですが、サブストーリーにて妹の為に画策する姿に妹への愛情を感じました。ストーリーにおいてはもう一人の女性キャラのえりは本筋に絡んでこないので、紅一点でした。菜乃葉関連のイベントが終わった後はやや影が薄かった気もしないでもないかな?と思います。バトル面ではアイドルになって回復&デバフが使えるので序盤は確実に必須だと思われます。

 

 

 ・ハン・ジュンギ

 コミジュル総帥ソンヒの右腕であり頭の切れる出来る男、勇者パーティーではアサシン担当?といったところでしょうか。最初はパーティーに加わる雰囲気が無かったので仲間に加わった時はビックリしました(さっき倒したばっかりだし気まずい・・・)最初は事務的というか感情を表に出さない男というイメージでしたが以外に冗談を言ったりお茶目なところもあり良いキャラしてたと思います。恐らく前作に同名キャラが居たんですかね?そのキャラの影武者として生きていたのに影武者の方が生き残ってしまったというまた暗い過去を持っている男です。一番パーティの中では珍しい頭の切れる参謀ポジションで要所で的確なアドバイスをくれて頼りになる男でした。サブストーリーでは同胞を助けたいという思佑いを垣間見ることが出来、冷酷そうに見えるが彼もまた血の通った人間だったんだなぁと思いました。

 

 

 ・趙天佑

 コミジュルのハン・ジュンギが仲間になったと思ったら、横浜流氓の総帥もいつの間にか仲間に加わって驚きでした!勇者パーティーではなんでしょう?モンク的な感じでしょうか?初対面の印象は完全にキレたらやばいやつだったので話が通じないタイプだと思っていたんですが、仲間になると料理をふるまってくれたり良い人だったのでギャップがすごい人でした。彼の組織、横浜流氓もコミジュルと同じく自分たちの居場所を作るために立ち上げた組織なので非常に仲間思いで、同胞は殺したくないという言葉がサブストーリーで出た時は印象がガラッと変わりました。馬淵にキレるシーンは一見の価値ありです。

 

 

 ・鎌滝 えり

 通称えりちゃん、「一番製菓」という老舗の煎餅屋の社長だったんですが、経営難に陥り一番に社長の座を譲り秘書の座へ・・・勇者パーティーでは商人的なポジションになるのでしょうか?

完全にサブストーリーの会社経営専用キャラって感じだったのでバトルメンバーには入っていたのですが、他キャラとの絡みも少なく印象は少し薄めでした。ステータス的にはさっちゃんより高いらしいのですが参入時期が遅く育てるのが億劫だった為あまり使用機会は有りませんでした。もう少し他のキャラとの絡みも見てみたかったなぁという印象です。

 

 

 

~ストーリー~

 

キャラクター所感が長くなりましたがストーリの方の感想をもって一先ず締めたいと思います。

龍が如く7は良い意味で先の展開が予測出来なくて次はどうなるのかが気になり、進めるモチベーションになりました。いきなり一番が18年の刑期を終えて出所したら東城会は解散してるし、荒川のおやっさんは近江連合の幹部になってるし、なんか良くわからない自動車学校のおじさんに付きまとわれるし情報量が多すぎました!笑

そしてなんとかおやっさんに再開するも銃で心臓付近を撃ち抜かれ重体になる・・・なかなかひどい仕打ちですね・・・それでもおやっさんを信じるという一番の馬鹿正直で真っすぐな姿には心を動かされました。ホームレス生活から始まり家を手に入れ、職業を手に入れ異人町のみんなを味方に付け本当にどん底から這い上がって行く姿に勇気をもらいました。

この物語の終着点は一体どこへ向かっているのだろうと思った矢先に死んだと思われた若が都知事になって暴走しているという事実を知り、これはラスボスが見えたなという辺りからの盛り上がりは圧巻でした!そこからずっと若許せねぇ・・・っていう気持ちだったはずなのに最後の方になると若の抱えていた苦しみや悲しみが見えてきて、頑張って更生して罪を償って欲しいという気持ちになってくるのも脚本がすごいと感じました。

本作のテーマは私は家族という事だったと思います。一番と荒川のおやっさん、若と沢城の頭のように実際血が繋がっていなくとも(繋がっていると知らずとも)心の根っこの方で繋がっているという一番の表現がしっくりきました。家族だったら好きとか嫌いとかそういう単純な感情だけでは割り切ることが出来なくて、やっぱり気にかけてしまうんですね。理屈じゃなくて生きていて欲しいという言葉が響きました。最後ラスボス後のムービーは30分近くあるのですが是非音声をスキップせずに見て頂きたいです、そしてスタッフロールの一番歌を聴いて頂きたいです。次回作も期待しています。

 

長くなりましたが本日はここまでとします、「一番歌」のYouTube公式リンクだけ張らせて頂きます。

 

www.youtube.com

 

また次回お会いしましょう。